まず目をひくのが、まるでおむすびが入っているかのような懐かさのあるパッケージ。それもそのはず、この箱は旅人たちがおむすびを入れていた竹籠をイメージしているそうです。
そして中のお菓子を包む個別包装は、日本の象徴である「富士山と日の丸」がデザインされています。この個別包装デザインは、2016年夏にニューヨークで開催された、食の権威ジェームズ・ベアード財団提供の食祭典「Chefs & Champagne®」で、VIPたちに贈られた特別仕様のパッケージだそうです。
「Chefs & Champagne®」は、トップシェフが一同に集う“食のアカデミー賞”ともいわれ、アメリカの食通やセレブたちが一夜限りの饗宴として参加するこのイベントに、五穀屋さんは日本のブランドとして初めて選ばれました。
“山むすび”名の通り、おむすびをイメージしたかわいらしいカタチのおせんべいは、ザクザクっとした歯ごたえのある食感が何とも心地良くてくせになります。味は、玄米醤油と七福米塩の2種類。
醤油味は、もち米と玄米を贅沢に使ったおせんべいで、醤油は地元浜松の手づくり醤油を使用。砂糖をわずかに加えているので、甘じょっぱい味わいが後をひきます。
塩味は、3種類の麦(丸麦・もち麦・押麦)と4種類の雑穀(もちあわ・もちきび・ひえ・黒米)を使い、すべて国内産というこだわり。あっさりとした薄口の味付けは、隠し味に発酵食品である鰹節の粉を使用、ミネラルバランスのいい雪塩をまぶして、雑穀の風味とコクを引き出しています。
五穀屋さんのホームページにある「五穀せんべい 山むすび」のコンセプトを読めば、日本人の「おむすび」への想いや、五穀屋さんの山むすびに込めた想いも分かって、思わずうんうんと頷いてしまいました。ぜひ読んでみてください。
五穀屋
五穀屋は、"五穀×発酵"をテーマに素材の滋味豊かで味わい深く、からだとこころに美味しい和菓子を作り続けています。旬のくらし・四季の移ろいを感じながら、日常を彩る和菓子のあるくらしを提案しています。
店舗:松屋銀座店 東京都中央区銀座3-6-1 地下1階和菓子売場
nicoe 五穀屋 静岡県浜松市浜北区染地台6丁目7-11 nicoe内
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今回のお菓子なはなしは、お土産でいただいた和菓子、静岡県浜松市にお店がある五穀屋さんの「五穀せんべい山むすび」をご紹介します。実はこちらのお店は、全国的に有名な「うなぎパイ」の春華堂さんのブランドなんです。