※果子…中国語で果物という意味。
知る人ぞ知る希少なぶどう
マスカットジパングは、岡山の農家 林ぶどう研究所の林慎悟さんが10年以上かけて開発し、2014年に品種登録されたばかりの新品種です。10000分の1の可能性で生まれた奇跡のぶどうというのだから驚きます。地域を強くする、日本を代表するようなぶどうを作りたいという林さんの想いが込められ、岡山の生産者にのみ栽培が許されているのだとか。まだ少量しか流通していませんが、巷でじわじわと注目を集めているようです。
さまざまな食感を一度に
さらに生地の中に、アーモンドとレーズンがバランス良く入っていて、さまざまな味わいや食感が楽しめます。表面には小麦粉・バター・砂糖などを混ぜた、サクサク食感が楽しい"シュトロイゼル"がのっていて、クリーミーなのに適度な食感があとを引きます。
大粒で上品な甘さ
ひと粒ひと粒がとても大きく立派なぶどうは、その名も“マスカットジパング”。 ひとたび口に入れると、マスカット香が鼻をつきぬけ、みずみずしい果汁があふれだし、上品な甘みが口いっぱいに広がります。
ぶどうの味の奥深さを引き出すために、酒粕や海藻などの有機肥料のみを使っているとか。大切な人への特別な贈りものにしたい逸品です。
ぶどうのおいしい食べ方
食べる20分前に冷蔵庫に入れて冷やすというのが、オススメだそうです。ただ、暑い季節に常温保存しておくのは難しいので、直前まで冷蔵庫に入れておくのがよいでしょう。ぶどうは水分を嫌うので、包装は外して保管するとよいそうです。
より風味を感じたい方は、常温で食べるのが通な食べ方なのだとか。また、生ものなのでできるだけ早く食べきってしまうほうがよいですが、少しでも長くもたせたい場合は、房から粒に落として保存しましょう。
シンプルで洗練された箱
光沢感のある素材の白箱に、ゴールドのロゴという、とてもシンプルなデザインですが、それがかえって洗練された印象を与えます。箱を開けると、オシャレなポストカードとパンフレット※、そして丁寧に梱包されたぶどうが出てきます。細部にまで、作り手さんの想いやこだわりが感じられます。
※ポストカード、パンフレットは林ぶどう研究所に直接注文した場合にのみ付属。林ぶどう研究所オリジナル箱は贈答用限定。
かわいらしいぶどうの宝石箱も
なんと、100種類ものぶどうをつくっているという林ぶどう研究所さん。いろいろな種類のぶどうを楽しめる「ぶどうの宝石箱」を販売しています。両手に収まるサイズの箱に色も形も違うさまざまなぶどうがつめられた様子は、まるで宝石箱のよう。お値段もお手頃なので、マスカットジパングには手が出せないという方にオススメです。もしかしたら、マスカットジパングも入っているかもしれませんよ。
林ぶどう研究所
岡山県岡山市に所在。
ぶどうの栽培、出荷、直売のほか、ぶどうの収穫時期には“ぶどうの食べくらべツアー”なども行っている。
岡山ICから車で3分、岡山空港から15分、JR岡山駅から車で20分ほど。
林 慎悟
Shingo Hayashi
育種家・ぶどう生産者
岡山県出身。「マスカット オブ アレキサンドリア」の発祥の地でもある岡山市北区津高にて100種類以上のぶどうを栽培。100年以上続く林農園の4代目。ぶどうの栽培とともに、ぶどうの品種改良を15年以上に渡って手がける。『多様性の維持』、『豊かな食の楽しみ』、『栽培環境の変化への対応』、『農家の所得向上』など、品種改良の必要性を発信、提案し続けている。
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夏も終わりに近づいていますが、暑い日が続きますね。みずみずしい果物もまだまだ楽しめそうです。というわけで、今回は番外編で「お菓子なはなし」ならぬ「お果子なはなし※」ということで、最近巷でも話題となっている、岡山の農家 林ぶどう研究所の林慎悟さんがつくるぶどう「マスカットジパング」をお届けしたいと思います。