
買いたくてもなかなか買えない一見さんお断りのクッキー
「村上開新堂」は、明治7年創業の老舗洋菓子店です。ちなみに京都にも同名のお店がありますが、両者はもともと親戚筋ですが、東京は「MURAKAMI KAISHINDO」、京都は「Murakami Kaishindo」と今は全く別のお店として経営されているようです。
東京の「村上開新堂」のクッキーが幻のクッキーと言われる所以は、まず誰でも買えるわけではなく、一見さんお断りの完全紹介制となっていること。購入するためには、すでに顧客となっている人からの紹介がないと買えません。なんとも敷居の高いクッキーですね(驚)
さらに敷居が高いという意味では、価格がとにかく高いです。クッキーの缶の大きさによって価格が決まっているのですが、一番小さい0号缶(470g)でも6,000円を超えています。一番高い5号缶(1950g)は、26,000円もします。
またすべて手作りなので、一日に出来る量が限られており、注文してからクッキーが手元に届くまで、最低でも2ヶ月くらいかかります。急に食べたいと思っても、なかなか簡単には買えません。だから幻のクッキーと言われているんですね。
ピンク色の缶箱は見た目以上に持つとずっしりと重く、蓋を開けると全27種類のクッキーが、缶の中にぎっしりと隙間なく詰まっています。クッキーは通常のものよりも歯ごたえがあって、かむほどに味が増していきます。ジンジャーやカレー、シナモンといった様々なスパイスが程よく使われており、上品でさっぱりとした味わいがあとをひきます。
個人的には、間に杏やラズベリーのジャムが入ったものが甘酸っぱくてお気に入り。ちなみに我が家の子どもたちは、スライムのような形の緑色の抹茶味のメレンゲが大好きです。口の中に入れると、シュワっと溶けていく感じがたまらないようです。
でも高いので、ふだんは子どもたちの手の届かない場所に隠してますけどね(笑)
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今回は幻のクッキーと言われている『村上開新堂(東京)』のクッキーをご紹介します。