2017.02.24

WATASHINO歳時記 ひなまつりを桃の節句とよぶのはなぜ?

TAGS 豆知識
 

あかりをつけましょ ぼんぼりに〜♪ お花をあげましょ 桃の花〜♪
3月の行事といえば、3月3日の「ひなまつり」ですよね。
私も二人の娘がいるので、先日せっせとひな祭りを飾り終えました。

ひなまつりは、女子の健やかな成長を祈る節句の行事ですが、先ほどの歌にも出てくるように、「桃の節句」ともいいます。

今回はなぜ「ひなまつり」を「桃の節句」とよぶのかをご紹介します。



そもそも節句とは、「季節を分ける」節目のことをいいます。
もともとは中国から伝わった考え方で、奇数が重なる日には悪いことが起こるとされ、邪気などを払うために祭りなどをするようになったそうです。

節句は一年に5つあり、これを「五節句」と呼びます。そして年間の節目となる日を節日(せちにち)として食べ物が提供されました。
3月3日の「上巳(じょうし)の節句」、5月5日の「端午(たんご)の節句」、7月7日の「七夕(たなばた)の節句」、9月9日の「重陽(ちょうよう)の節句」、などがあります。

ちなみに1月1日の元旦も重要な節日のひとつなのですが、1月1日は別格とされ、代わりに1月7日を節日として、これを「人日(じんじつ)の節句」といいます。

そしてその季節の節目には季節の花が飾られました。端午の節句には菖蒲、七夕の節句には笹、重陽の節句では菊、3月3日の上巳の節句では「桃の花」が飾られます。

つまり桃の花の季節なので、「桃の節句」と呼ばれているのです。





本来の上巳の節句は旧暦の3月3日で、現在でいうとちょうど4月上旬くらい。
桃の花の開花は3月下旬から4月上旬頃なので、新暦(現在)の3月3日だと桃の開花には早すぎて飾れないなんてことも...

でもひなまつり用の桃の花は、温室栽培のものが多く、さらには地球温暖化の影響で、桃の花の開花も早まってきているようですよ。




文/WATASHINO 山口宣之


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