そもそもパーソナルカラーとは?
パーソナルカラーとは、ご自身が持っている肌の色・瞳の色によって生まれ持った「似合う色」をタイプ別に分類したもの。
パーソナルカラー(似合う色)というのは自分の好きな色ではなく、お肌の色にマッチし、お肌の色ムラなどを隠してくれる補色となる色のことです。
パーソナルカラーのグループは、「Spring-イエベ春-」「Summer-ブルべ夏-」「Autumn-イエベ秋-」「Winter-ブルべ冬-」の4つのグループに分けることができ、自分のグループがどこかを探すのが「パーソナルカラー診断」です。
今回はWATASHINOを監修いただいている
ブラッシュアップStyleの矢吹朋子氏のサロンに伺いました
矢吹朋子氏
「わかりやすい」、「楽しい講座」として人気があり、
青山(東京)で20年・1万人以上のパーソナルカラー診断をしている。
現在は大手アパレル会社や化粧品会社での研修やセミナー、
そして組合の福利厚生イベントでの講演なども行っている。
著書の「美人だけが知っている 似合う服の原則」(主婦の友社)も人気発売中。
診断前にカウンセリング
まずは診断前にカウンセリングを行い、普段よく着る服の色や印象の悩みなどを聞いてきます。
井上氏は黒やダークネイビー服を着ることが多く、話しかけずらいという印象に見られることがあるとのこと。
パーソナルカラー診断スタート!
パーソナルカラー診断ではドレープ(布)を当てて、お肌の色が暖色系の色が似合うイエローベースと、寒色系が似合うブルーベースか、肌の質感が薄く、お顔に赤味が出やすいソフトタイプと、肌の質感がしっかりしていて赤味が出にくいハードタイプかをチェックします。
正確な診断を行うために、たくさんのドレープを当て行きます。
診断結果はこちら
診断結果はなんと「スプリング(イエベ春)タイプ」
イエベ春は、彩度の高い、黄みがかった色が得意なタイプ。
肌がきれいで落ち着いた色も似合いますが、大柄のものを身に着けると野暮ったく見えてしまうのでNG。
ビジネスシーンでは、光沢感のある明るいスプリングカラーのネクタイをするとすっきりと見えて好印象に!
診断後には資料を見ながらイエベ春タイプに似合う色や服、おすすめのブランドまで教えてくれます。
診断を終えた感想
矢吹さんのパーソナルカラー診断には興味はありましたが、診断を受ける前は、男性と無縁なものというイメージ、印象が強かったです。
自分のパーソナルカラーが分かったとしても、似合う色をどう活かせるのかイメージが持てなかったので、正直、そこまでの関心が湧かなかったのは事実です。
診断を終えてみるとイメージとは違い、布をたくさんあてて、ロジカルな考え方と熱量のある説明で納得して自分に似合う色が実感できたので良かったです。
― ロジカルだなとどんなところで感じましたか?
こうだったらこう、あれだったらあれという矢吹さんのパーソナルカラーに対するロジックがあるじゃないですか。色によって赤みが出たり、髭が濃く見えたり、見ていくうちに腑に落ちていきました。
想像では色々な服とか並んでいて、実際に着て、それを見て矢吹さんが意見を言って、最終的にパーソナルカラーを突き詰めていくのかと思っていました。
人生において自分に似合うものを比較する機会がなかったし、ロジックを持って話すことがなかったので新鮮でした。
― 今までは似合う色/似合わない色について考えることはありましたか?
なかったです。自分の中でしっくりこない色はあったけど、似合う/似合わないというより、好きか嫌いかを基準にすることが多かったです。
同じ黄色や青でも彩度が違って、パーソナルカラーの分類が違うという知識が全くなかったので、似合わない定義の中でもなんらか着ることは出来るだろうと思っていました。
同じ青でも違いがあることを鮮明に理解できたのが、今回の診断でした。
― 診断後の洋服選びに変化はありましたか?
診断の際にいただいた色見本手帳を持ち歩いています。自分の中で大柄は選ばないという基準が出来ました。
選択肢としてあればスプリングの色を着たいと思うようになったんですけど、なかなか売ってない、そこが一番の問題で。買い物に行っても無いんですよね。
― 男性にパーソナルカラー勧めてみたいですか?
絶対にやったほうが良いですよ。身に着ける色によって、髭が濃く見えたり、すっきり見えたりする作用があるので、パーソナルカラーを知っていた方がお得だと思います。
顔の印象が変わることが、男性にとっても女性にとってもメリットしかない。それを知らずに印象がマイナスに働いてしまう服を着ていることがもったいない。
― 診断後、パーソナルカラーという基準ができたとおっしゃっていましたが、普段の洋服選びで意識していることはありますか?
一番意識するのは清潔感ですね。
あと、かっこよくスタイリッシュに映らない人ってサイズが合っていないんですよね。サイズ感を知るということが大切だと思います。お腹が出てくると、お腹に合わせて服を着るから、自分に合っていない大きい服を着てだらしなく見えますよね。
パーソナルカラーと一緒で合っているか合っていないかを見極めることが大切じゃないですかね。
― 井上氏はスタイル維持や努力していることはありますか?
走っています。人生でお腹が出ていることがないので、維持することをずっと意識しています。
35歳くらいまでは基礎代謝と軽い運動で維持できていたんですけど、それが変わってきたのでプラスαで何かしないといけないと思いランニングを始めました。表向きはラーメンたべるために走っていると言っていますけど。
運動することで科学的に脳内ホルモンが刺激を受けて、仕事にも良い影響が出ることもあるので。第一に身体が崩れないことで自信につながりますよね。
若い人のほうがスタイル良い人が多くて、美意識の高い人が多いそんな時代なので。
自分のパーソナルカラーを知って店舗に買い物に行くと、お店の売りたい色よりパーソナルカラーという自分の基準を優先できることが、良い基準を持てたなと思います。
自分で決められる基準や幅が増えたので、パーソナルカラー診断をやって良かったです。
井上 純
Jun Inoue
株式会社visumo 代表取締役社長
2012年にECフルフィル支援ベンダーからecbeing社に入社
2019年4月1日に株式会社visumo設立と共に取締役に就任
2023年4月に同社の代表取締役に就任し国内における次世代のビジュアルマーケティングを推進すべく活動中
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by SOREAL PERSONAL
株式会社visumo 代表取締役社長 井上純氏にパーソナルカラー診断を体験いただき、感想や日頃意識していることを取材しました。