2016.09.27

WATASHINO歳時記 体育の日の運動会は昔のこと?

TAGS 豆知識
 

10月の第2月曜日は「体育の日」ですね。
私も子どもの頃は、秋の行事のメインイベントと言っても過言ではない程、運動会が楽しみでした。
昔は「運動会は体育の日に行う」と言う学校も多かったと思いますが、今では、春の季節に運動会を行う学校が大半を占めているそうです。
そこで今回は、「体育の日」と「運動会」についてご紹介したいと思います。



体育の日の由来

それでは「体育の日」はいつ頃制定されたのでしょうか?

「体育の日」は、1964年(昭和39年)に日本で初めて開催された東京オリンピックを記念して、1966年(昭和41年)に「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう日」として制定された国民の祝日です。

もともとは東京オリンピックの開会式が行われた日である10月10日を「体育の日」としていましたが、2000年(平成12年)から「ハッピーマンデー制度」が適用され、10月の第2月曜日になりました。

ちなみに私が子どもの頃は、10月10日が「体育の日」でしたので、今でも「10月10日=運動会」というイメージが強いですね(笑)

1964年東京オリンピックの開会日が夏季のオリンピック開催日としては異例に遅い10月10日となったのは、この日が「晴れの特異日」だったからという説があります。

「特異日」とは、その前後の日に比して特定の天気が集中する日のことをいいますが、1959年(昭和34年)発行の『気象学ハンドブック』によれば、10月の晴れの特異日は10日ではなく、14日とされています。

しかし、天候に考慮したのは事実で、気象庁の統計や専門家の意見を参考に、東京から台風や秋雨前線が過ぎるころで、晴れる確率がとても高い土曜日の10月10日が選ばれたといわれています。

事実、台風の影響で開会式前日まではぐずついた天気だったそうですが、開会式当日(10月10日)には、一転して快晴となったそうですよ!



運動会が秋から春に

「体育の日」に行われていた運動会ですが、最近では秋から春に変わりつつあるって知ってました?
私の世代からすると、ちょっと違和感があるのですが、実際に娘の小学校の運動会も5月に開催されています。 東京では約9割の学校が、秋から春に運動会の開催時期を変更しているというのだから驚きです。

その理由として、一つめは「受験の時期に入るので勉強を優先」が挙げられます。小学校6年生や中学3年生は、ちょうど受験勉強に追われている時期。こんな時期に運動会をしている場合ではないと思っている人が多かったんだとか…。

二つめは、「行事の分散化」です。秋と言えば文化祭や合唱コンクール、お芋掘りなどなど行事が盛りだくさんです。週5日の授業制度になり、授業時間が足りないこともあって行事を分散化させたいということらしいです。

三つめに「猛暑の影響」です。最近では9月にはいっても、暑い日が続いています。そして運動会の練習は夏休み明けの暑い時期と重なります。

そのため気候的にも涼しく、時期的にも忙しくない春の運動会が増えているというわけです。
確かにそう言われてみると、春に行うほうが良いと納得してしまいます。



運動会は春に移っても、「体育の日」はやっぱり秋、スポーツの秋です。
体育の日には各地、各施設でスポーツイベントやスポーツ施設の開放などいろいろな催しがあります。
これからだんだんと涼しくなってきて、スポーツや運動をするには良い季節ですよね。

健康を考えて私もそろそろ運動を始めなければ…(汗)
でもその前にまずは腹ごしらえですかね…食欲の秋…でもありますしねっ(笑)




文/WATASHINO 山口宣之

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