色を知る COLOR PALETTE #001 撫子(なでしこ) 景色を彩るうつくしい色の呼び名
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STAFF BLOG
2018.07.12

色を知る COLOR PALETTE #001 撫子(なでしこ) 景色を彩るうつくしい色の呼び名

色の文化は、気候や風土によって育まれるもので、日本には日本の伝統色があります。伝統色と聞くと地味な色を想像しますが、鮮やかで素敵な色がたくさんあります。

もちろん日本だけでなく海外にも昔から受け継がれた伝統色があります。そして伝統色には、微妙な色味のそれぞれに素敵な名前が付けられており、名前を聞くだけでどんな色なのかが目に浮かぶような風情のある名前もあります。

そこで「COLOR PALETTE ~色を知る~」では、景色を彩る美しい色の呼び名についてご紹介します。

撫子

NADESHIKO

#001

英語のピンク(Pink)は、元来撫子(なでしこ) の意であり、シェークスピアの時代にはまだ色名としての用法はなかったとされる。後に、撫子の花の色を指してピンク、すなわち「撫子色」と呼ぶようになった。色合いは、撫子の花のような淡く少し紫みのあるピンク系統の薄い赤色。

撫子はナデシコ科の多年草で、秋の七草の一つ。また「源氏物語」では重ねの色目(貴族の女房装束)として登場するほど古くから存在する伝統色。「大和撫子(やまとなでしこ)」とは、日本人女性の清楚な美しさを称えた言葉だが、これは撫子の花の可憐で慎ましい様子から生まれた。

#EEBBCB

C

0

M

21

Y

15

K

7

R 238


G 187


B 203


  • はなもっこ
  • はなもっこ
    かさね 撫子(なでしこ)

    「かさね」シリーズは、平安時代の装束の袖口などに見られる「かさねの色目」をもとに生まれたもの。昔の人々は表地と裏地の色が異なる衣を身につけ、季節に合わせてその配色を楽しんだのでした。はなもっこの「かさね」にも、そんな古くからの色を楽しむ日本の心が残されているようです。
    撫子(なでしこ)の色は、繊細な撫子の花びらを連想させる優しい色合い。和菓子のような淡い撫子色に、金箔と天然水晶、天然緑瑪瑙(みどりめのう)の岩絵具が塗られた和紙が並んでいます。金箔に光が当たるときらりと輝きを放ち、その様子はまるで日差しを浴びるナデシコのようです。うっとりと眺めたくなる美しさの、かさね 撫子(なでしこ)です。

    ¥27,540(税込)
    shop : ZUTTO

  • 胡粉美人リップ / 撫子 / 3.7g
  • 胡粉美人 / GOFUN BIJIN
    胡粉美人リップ / 撫子 / 3.7g

    ■ミネラル成分胡粉、天然由来成分 ■天然素材で作られた口紅だから、唇に優しく上品な色合いで、肌になじみます。 ■貝殻から作られる「胡粉」と食用色素のみでつくられた、石油由来成分を使わない無臭で唇に優しいリップカラーです。塗りたての美しさを1日中キープし、唇に潤いと鮮やかな発色を実現! ■唇を覆うミネラルコーティング キャンデリア草から採られたロウにより、唇との密着度を高めます! ■食用色素成分に4種の植物オイルを配合・オリーブ ・ミツロウ ・ホホバ ・ベニバナ ■発色鮮やか! 匂いも味もしない! 潤うのに落ちにくい!

    ¥2,057(税込)
    shop : TAKASHIMAYA FASHION SQUARE

文/WATASHINO編集部
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