おすすめシネマ scene2 周囲の理解を得るために必要なことは?実在の人物の行動力が参考になる映画
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STAFF BLOG
2017.10.20

おすすめシネマ scene2 周囲の理解を得るために必要なことは?実在の人物の行動力が参考になる映画

新規事業を立ち上げるときや、いつもより少しチャレンジングなプロジェクトを成功させなければならないとき、やる気やアイディアはあってもなかなか一人では実現できませんよね。
そんな時こそ、上司や部下、職場のメンバーと協力してチームワークを発揮することが大事です。しかし、新しいことを始めるときは向かい風を受けることもしばしば。自分が実現したいことを周囲に理解してもらうには、どうすれば良いのでしょうか?

今回は、周囲の理解を得がたい状況のなか、独自の行動で人々の考え方を変えることに成功した実在の人物がモデルとなった映画をご紹介します。
毎日のビジネスに使える気づきがあるかもしれません。

OCTOBER SKY (1999年)

遠い空の向こうに

無謀と思われた少年の夢が周囲を変える

  • 遠い空の向こうに

【監督】
 ジョー・ジョンストン

【キャスト】
 ジェイク・ギレンホール
 クリス・クーパー
 クリス・オーウェン
 ローラ・ダーン
 ウィリアム・リー・スコット

アメリカ合衆国ウエスト・ヴァージニア州、小さな炭坑の町で育った一人の少年が、1957年10月にソ連から打ち上げられた人類初の人工衛星を見たことでロケットに魅せられ、ロケット作りに挑戦。ロケット作りを通じて、周囲の理解とあらゆる困難を4人の友情で乗り越えながら成長する感動作です。後にNASAのエンジニアになるまでに至った、ホーマー・ヒッカム・ジュニアの実話です。

【見どころポイント】
経験や知識がないことを始めるとき、当然最初は周りから無理だと思われますが、主人公のホーマー(ジェイク・ギレンホール)は友人を巻き込みロケット作りを始めました。何度も失敗しながら、諦めず挑戦し続ける姿を見て、友人だけではなく徐々に町全体が注目するようになります。炭坑の仕事に就くのが当たり前とされていた環境で、ホーマーは自分の夢のために行動しますが、その行動力は周囲に影響を与え、最終的にはホーマーを取り巻く人々自身が「自分がやりたいことはなんだろう」と思うようになります。
チームを動かすために頑張ってみてもなかなか周りが主体性を持ってくれない、という悩みをお持ちの方にもおすすめです。

The Blind Side (2009年)

しあわせの隠れ場所

才能を信じて成功をつかむ!

  • しあわせの隠れ場所

【監督】
 ジョン・リー・ハンコック

【キャスト】
 サンドラ・ブロック
 ティム・マッグロウ
 クィントン・アーロン
 キャシー・ベイツ

身寄りのないホームレス寸前の純朴な黒人少年マイケル・オアーが、裕福な白人の家庭に家族として迎えられ、アメリカを代表するフットボール・プレイヤーになるきっかけを掴むまでの実話を基に作られた感動ストーリーです。原題にも使われているブラインドサイド(Blind Side)というのは、ラグビーやアメリカンフットボールでタッチラインまでの攻撃スペースが狭い方のサイドのことをいいます。

【見どころポイント】
学校には通うものの住む家もなく途方に暮れていたマイケル(クィントン・アーロン)をリー・アン(サンドラ・ブロック)は家族として受け入れますが、なかには偏見や人種差別などで、その行動に理解を示さない人々もいます。しかし、前向きなリー・アンの温かい接し方や会話で、マイケルを見る目も変わり、周囲の人々も心を通わせるように。そして、リー・アンはマイケルにアメリカンフットボールの才能があることに気づき、彼の夢を育てるようになります。
リー・アンの人の長所を見つけ出す力は、人材を育成する立場の方にも良い参考になるのではないでしょうか。

ARGO (2012年)

アルゴ

ピンチのときこそ信頼がカギ

  • アルゴ

【監督】
 ベン・アフレック

【キャスト】
 ベン・アフレック
 ブライアン・クランストン
 アラン・アーキン
 ジョン・グッドマン

1979から1980年にイランアメリカ大使館人質事件で6人の大使館員を救出するためにCIAが実際に行ったニセ映画撮影のロケハン作戦「アルゴ」を映画化。第85回アカデミー賞作品賞受賞作品。

【見どころポイント】
CIA要員のトニー・メンデス(ベン・アフレック)が考えた作戦は、周囲からまったく支持されず救出を願っている大使館員でさえ拒否するものでした。絶対に失敗できない状況のなか、トニーは大胆な作戦を強気に決行しようとします。周囲との心は離れるばかりでしたが、そんなときにトニーが起こした行動が周囲との溝を埋め、チーム一丸となってピンチを切り抜けようと動き始めます。
マニュアルに捉われない柔軟な考え方と実行力に日頃の自分の姿を顧みさせられます。

時間がない方のために

「映画を見ている時間がない!」という方のために、3作品から感じられた、周囲の理解を得ながら人を動かすポイントをまとめます。

・まずは自ら率先して具体的なアクションを起こす
・自分をオープンにする、バックグラウンドを明かす
・関わる人の特長・長所を知り、活かし方を考える

どんなビジネスも人の行動がもとになって成り立っていますよね。新しいことを始めるときは周囲とどれだけ協力していけるかがポイントと思います。自分が思い描くビジョンを共有しつつ、仲間の特性を意識してプロジェクトを成功に導きましょう。

profile

四宮真梨恵

Marie Shinomiya

映画好きの母の影響で、幼い頃から映画のある生活が当たり前。大学時代は映画研究会に所属し、映画製作に熱中していた。これまでに鑑賞した映画は、約900本に上り、今もその数を更新し続けている。

パーソナルカラー:サマー(夏)

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