蕎麦をこよなく愛するスタッフがお届けする わたしの蕎麦 第4回 甲斐大泉/曄
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STAFF BLOG
2019.12.17

蕎麦をこよなく愛するスタッフがお届けする わたしの蕎麦 第4回 甲斐大泉/曄

蕎麦をこよなく愛し、蕎麦に育てられたと言っても過言ではないWATASHINOスタッフ 山口が紹介する「わたしの蕎麦」。第4回は、そんな蕎麦に魅せられた山口が、山梨県清里・八ヶ岳エリアの旅の途中で出逢った蕎麦処「曄」をご紹介します。

YOU

(山梨県北杜市)

JR小海線甲斐大泉駅から1kmほど下ったところ、甲斐・大泉の八ヶ岳ロイヤルホテル入口の手前にある蕎麦処「曄(よう)」は、雑木林の中に佇む、落ち着いた雰囲気のお店です。

  • 甲斐大泉/曄
  • 甲斐大泉/曄

中に入ると、すぐ右に蕎麦打ち部屋があり、奥に進むとテーブル席と座敷席があります。テーブル席の前面に広がる木々の緑や家のリビングのような心地よい雰囲気の店内は、まるで誰かの別荘に招かれたかのようです。

お店には11:00前には着いたものの、すでに開店を待つお客さんが何組か並んでいて、お店に通された際にはテーブル席は満席。私たちは座敷席に通されました。子どもたちも一緒だったので、座敷席は助かります。

  • 甲斐大泉/曄

メニューを渡されて、まずはお店のこだわりに目を通します。ここでは、純国内産玄蕎麦を石臼で挽いた「江戸蕎麦」が楽しめるということが分かり、早速メニューをチェック。ざるやかけをはじめ、とろろ、きのこ、鴨、天ぷらと定番のメニューが冷たい蕎麦、温かい蕎麦それぞれ5~6種類ほどとシンプル。

一品料理には、イワナ甘露煮やだし巻き玉子のほかに、"紅豆腐"という聞きなれないメニューも。お店の方に聞いてみると沖縄の郷土料理である"豆腐よう"みたいなものらしいです。

一通り目を通して、やっぱり私は「天ざる」を注文。家族もみんな同じものを注文していました。

  • 甲斐大泉/曄

ちなみにお店の入り口には、「当店は茹でたて、揚げたてをお出ししておりますので、お時間の掛かることがございます。」と店主の注意書きが貼ってあります。注文してから料理が出てくるまでには少々時間がかかるようですが、急ぐ旅でもないので窓の外の風景を楽しみながら待ちます。料理が出てくるころには、お腹のすき具合もいい感じに。

  • 甲斐大泉/曄

    天ざる ¥1,500

お蕎麦は乳白色で若干「ホシ」が見える程度と私の好きな色合い。そして細めながらしっかりとコシがあって、のど越しもいい感じ。八ヶ岳の冷たい水で締められたというのも納得です。

つゆはしっかりとした味の江戸前風で濃いめ。蕎麦を浸すのは半分ぐらいにすれば、蕎麦自体の甘さとかえしの旨味と塩味が程よく感じられて美味しかったです。

  • 甲斐大泉/曄

天ぷらは山芋、インゲン、ピーマン、茄子、かぼちゃ、舞茸、海老と品数も豊富。衣は薄めながら揚げたてでかりっとした食感で熱々。つゆで食べてもよし、お塩でさっぱりと食べてもよし。なかでも山芋の天ぷらは、さくっとした食感と多少ねばり気のある食感が楽しめて私のお気に入りに。

全体的に見た目の量よりもあっさり食べれて、子供たちもペロッと一人前を完食していました。私は200円プラスして大盛りにしても良かったかなと思いつつ、〆の蕎麦湯をつゆに混ぜてすすります。蕎麦湯は下に沈殿しているので、よくかき混ぜてから入れたほうがいいですよ。

  • 甲斐大泉/曄

八ヶ岳山麓で森林浴を楽しみながら素敵なお店で食べる美味しいお蕎麦に、身も心も癒されました。ちなみに電車で行かれる場合は、最寄り駅のJR小海線甲斐大泉駅から1kmほど下ったところにあり、駅までの帰り道は長い上り坂が続くので大変そう…車で行かれることをお勧めします。

文・写真/山口宣之

手打ちそば 曄

営業時間:【昼】11:00~14:00/ 【夜】17:30~20:00
※夜は「そば懐石」のみで金・土・日・祝営業(要予約)

定休日:火曜・水曜・木曜 ※1~3月は原則休業

住所:山梨県北杜市大泉町西井出8240-7525

profile

山口宣之

Nobuyuki Yamaguchi

成城大学法学部法律学科卒業
2001年株式会社山櫻入社
入社3年目に当社のWeb名刺発注サービス(現:corezo)の立ち上げに従事。2012年からは自社ホームページの運営やECサイトの立ち上げなど、Webサービスの企画、運営全般に携わる。
1979年、東京生まれ

パーソナルカラー:オータム(秋)

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