猩猩緋
SYOJYOHI
#015
猩猩緋(しょうじょうひ)とは、緋の中でも特に強い黄みがかった鮮やかな緋色のこと。「猩猩」とは、古代中国で生み出された空想上の生き物で、人に似た顔、子供のような声、鮮やかな赤い体毛を持ち、体つきは犬や猿に似ているという。その血がとても赤いことから、猩々緋という色名が誕生した。
室町時代後期からの南蛮貿易により舶載された毛織物のうち、とくに羅紗(らしゃ)に多く見られ、戦国時代の陣羽織に多く使われた。また西洋でも赤はしばしば血の色に結びつけられ、血の赤を意味するブラッドレッドはローマ神話のビーナスの血のような美しい赤を表す色名、もっとも赤らしい赤とされていた。ちなみにクリスマスの頃に見られる植物「ポインセチア」は、伝説上の生き物「猩猩」に色が似ていることから、和名は「猩猩木(ショウジョウボク)」と名づけられた。
#e2041b
C 12 M 99 Y 96 K 0 |
R 226 |
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G 4 |
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B 27 |
TEORI(テオリ)
NUTS(猩々緋)
竹集成材の美しい模様を活かしデザインされた、ころんとした形のボウル、NUTS(ナッツ)。まるでヤシの実のようなデザインのNUTS(ナッツ)は、内側のナチュラルな色と、外側の優しく鮮やかな色遣いが相まって、和モダンな雰囲気を漂わせています。丸いフォルムと緩やかな曲線が美しいNUTS(ナッツ)。使用している色は、日本の伝統色である若葉色や墨色と、温かみを感じる色合いが魅力的。色は全部で4色ご用意しているので、お好みの色を選ぶのもよし、色違いで並べて飾るのもおすすめです。NUTS(ナッツ)は、おつまみ入れやお菓子入れ、また小物入れとして、インテリア雑貨としてお部屋に飾るのも可愛いので、贈りものにもどうぞ。
¥11,000(税込)
shop : ZUTTO
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もちろん日本だけでなく海外にも昔から受け継がれた伝統色があります。そして伝統色には、微妙な色味のそれぞれに素敵な名前が付けられており、名前を聞くだけでどんな色なのかが目に浮かぶような風情のある名前もあります。
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