色を知る COLOR PALETTE #020 鶯(うぐいす) 景色を彩るうつくしい色の呼び名
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STAFF BLOG
2020.08.24

色を知る COLOR PALETTE #020 鶯(うぐいす) 景色を彩るうつくしい色の呼び名

色の文化は、気候や風土によって育まれるもので、日本には日本の伝統色があります。伝統色と聞くと地味な色を想像しますが、鮮やかで素敵な色がたくさんあります。

もちろん日本だけでなく海外にも昔から受け継がれた伝統色があります。そして伝統色には、微妙な色味のそれぞれに素敵な名前が付けられており、名前を聞くだけでどんな色なのかが目に浮かぶような風情のある名前もあります。

そこで「COLOR PALETTE ~色を知る~」では、景色を彩る美しい色の呼び名についてご紹介します。

UGUISU

#020

鶯色(うぐいすいろ)とは、ウグイスの背や羽のような暗くくすんだ黄緑色のこと。江戸時代から染色の色としてよく用いられ、アオエンドウを煮た鶯豆、ヨモギなどを混ぜた鶯餠の色が典型的。

当時は茶系が流行色であったため、鶯色を茶色がからせた「鶯茶(うぐいすちゃ)」のほうが粋な色として人気があり、単に「鶯(うぐいす)」といえば「鶯茶」を指した。鶯色が一般に認められるようになったのは明治後期に流行色となってから。ウグイスはスズメ目ウグイス科の小鳥で、春に美しい鳴き声を聴かせてくれることから「春告鳥」とも呼ばれる。

#9d973b

C

3

M

0

Y

70

K

50

R 157


G 151


B 59


  • おじゃみ座布団/西陣織 矢鱈縞 鶯
  • 洛中高岡屋
    おじゃみ座布団/西陣織 矢鱈縞 鶯

    細い横糸を多種多様に合わせ、繊細な製織が見た目にも感じられる京都の高級絹織物・西陣織のおじゃみ座布団。何色もの色糸が醸し出す深い色合いとシルク本来の光沢を楽しめる逸品だ。和室にも洋室にもよく馴染む配色は部屋のテイストを選ばず、ユニセックスで楽しめるのもうれしい。中わたは、ひとつひとつ丁寧に詰めていくことでふわふわし過ぎず、背中や腰にフィットしながら体をしっかり受け止める感触、ひじ置きにもなる使い勝手のよいサイズ感も魅力。職人技によって実現した絶妙な使用感と立体感はお墨付きだ。インテリアのポイントにもなるおじゃみ座布団で、日常のほっとする時間をより快適に過ごしてほしい。これからの季節のギフトやプレゼントにも喜ばれる逸品。

    ¥20,900(税込)
    shop : 藤巻百貨店

  • 七宝焼ピアス【欠片/鶯×金箔】
  • Acchi*87
    七宝焼ピアス【欠片/鶯×金箔】

    左右でデザインが少し異なる、欠片の七宝焼ピアス。素朴な鶯色の釉薬に金箔を焼き付けています。和の雰囲気を感じるデザインです。スタイルのちょっとした彩りとして手軽に楽しんでいただけたらと思います。
    七宝焼とは伝統工芸技法のひとつです。金属製の下地にガラス質の釉薬をのせて800度前後の高温で焼成し、釉薬を融かして色彩を施します。 こちらの商品は一点ずつ形が異なる一点物(完成品)です。

    ¥2,600(税込)
    shop : Creema

文/WATASHINO編集部
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