坂角総本舖の海老せんべい「ゆかり」に使われる原材料の海老は、三河湾や瀬戸内海、ニューギニア近海などで水揚げされたもののなかから鮮度の高いものを使用しており、海老の身に馬鈴薯でん粉と小麦粉、砂糖、塩などを混ぜ合わせた種生地を丁寧に焼かれてつくられています。
ゆかりの歴史は古く、寛文六年(1666年)、尾張藩主の徳川光友公が知多の横須賀(現在の愛知県東海市)に御殿を造営されたときのこと。漁師たちが浜辺でとれたての海老のすり身をあぶり焼きにして食べている「えびはんぺい」を極上の美味として絶賛され、以後徳川家献上品となったそうです。その後、明治22年、坂角総本舖の創業者である坂 角次郎氏が当初の製法に工夫を重ねて貯蔵できる「生せんべい」を完成させると、現在の味や姿へと改良され、昭和41年に「ゆかり」と命名し、以来、その由緒ある味わいはご縁を大切にする贈りものとして愛され続けています。ちなみに「ゆかり」という名前は、株式会社 坂角総本舖さんの登録商標となっています。
「姫ゆかり」は、そんな伝統の味が直径3㎝程度の一口サイズになっていて、女性にも食べやすい大きさになっています。パッケージもピンク色で特徴的な形がなんともオシャレですが、バレンタインの季節には、限定のバレンタインパッケージが登場するなど、若い女性にも人気の高い商品なんです。
しかも1個1個小包装になっているので、配りやすく、お土産や贈答用にもぴったりです。こちらの袋入りタイプは、33gで27枚ほど入っています。
創業120年以上の伝統的な製法で作られる味は、もちろんお墨付き。はさみ焼きと遠赤外線網焼きなどの工程を経ることで、せんべいにエビの濃厚な旨みが閉じ込められます。海老の豊かな風味と香ばしさに、丁度良い塩加減がベストマッチ。そしてすり身をさらに裏ごししたエビが入っているので、食感もザクっとした歯ごたえのある硬めながらも、軽くて食べやすいです。
男性なら1袋はあっという間に食べてしまいそうなので、男性には、ワイルドにバリッと噛み付きたくなる直径10cmほどの通常サイズの「ゆかり」がおすすめです。
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高級感のある贈答用菓子として定番の商品、坂角総本舖の「ゆかり」は、海老の風味が香ばしく、ちょうどいい厚みで、老若男女に愛される名菓子。今回のお菓子なはなしは、そんな伝統の美味をひとくちサイズにした「姫ゆかり」をご紹介します。