2019.12.25

紙を知る Vol.13 黒谷和紙 八百年の伝統を守り続ける数少ない純粋の手漉き和紙の産地

TAGS 紙を知る

紙を知る Vol.13 黒谷和紙 八百年の伝統を守り続ける数少ない純粋の手漉き和紙の産地

名刺をつくるときに、どんな紙を選べばよいか迷う方は多いのでは?そんなお悩みに、名刺の老舗メーカーである山櫻のスタッフが、紙の特徴などを詳しく解説。名刺をつくる際の紙選びの参考にしてみては?今回は、和紙の産地から選べる高級和紙「黒谷和紙」をご紹介します。

黒谷和紙

KUROTANI

京都府綾部市黒谷町

黒谷和紙の歴史は定かではありませんが、
古く平家の落ち武者などが
子孫へ残す技として始めたといわれています。

江戸時代には旗本領となり、
文化と産業の発展につれて紙会所も設けられ、
数々の奨励策がとられて発展し、
京都にも近いこともあって、
京呉服に関連した紙が多く作られていました。

和紙から洋紙、手漉きから機械漉きへと様変わりする中、
黒谷は手漉きにこだわり、古法を守り続けてきました。

今では全国でも数少ない純粋の手漉き和紙の産地として
世界的にも名を知られ、貴重な存在となっています。

八百年の伝統を守り続ける黒谷和紙は、
京都府指定無形文化財とされています。

長期保存にも適した
強くて破れにくい丈夫な紙

黒谷和紙はとても丈夫で、
力を入れても破れにくい特長があります。

それは、良質の楮(こうぞ)を原料として、
原料の処理から加工までをすべて手作業で
行うことで、丈夫な紙になるのです。

そんな特徴を活かして、古くから
提灯、和傘、障子、包装など日常生活の中で
欠かせないものに活用されてきました。

また長期の保存にも耐えうることから、
一九九四年に世界遺産として登録された
京都 二条城の障子や、曼殊院のふすまなど
文化財にも使用されています。

全国的には「機械漉き」が進む中、
黒谷では豊かな自然と黒谷川の清流の中で、
職人の手で一枚一枚、漉き上げています。

こうした職人の「手漉き」へのこだわりが、
昔の姿を今も変わらずに残し続ける
黒谷和紙を支えているのかもしれません。

黒谷和紙 名刺

KUROTANI × Business card "MEISHI"

紙を知る Vol.13 黒谷和紙 八百年の伝統を守り続ける数少ない純粋の手漉き和紙の産地

黒谷和紙 名刺

BUSINESS CARD

「クロタニ」の名は、ヨーロッパにも。

黒谷和紙は、フランス ルーブル美術館の修復用紙にも採用されており、ヨーロッパでは「クロタニ」と呼ばれ高い評価を得ています。名刺の山櫻が運営するオンラインプリントサービス「TSUTAFU(ツタウ)」では、海外でも人気の黒谷和紙を使った名刺がつくれます。

■ 黒谷和紙 片面モノクロ印刷 100枚 7,474円(税込)

■ 黒谷和紙 両面モノクロ印刷 100枚 10,774円(税込)




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