2020.07.29

紙を知る Vol.20 出雲民芸紙 伝統技術に現代感覚を加え、よみがえった美しい和紙の産地

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紙を知る Vol.20 出雲民芸紙 伝統技術に現代感覚を加え、よみがえった美しい和紙の産地

名刺をつくるときに、どんな紙を選べばよいか迷う方は多いのでは?そんなお悩みに、名刺の老舗メーカーである山櫻のスタッフが、紙の特徴などを詳しく解説。名刺をつくる際の紙選びの参考にしてみては?今回は、和紙の産地から選べる高級和紙「出雲民芸紙」をご紹介します。

出雲民芸紙

IZUMO

島根県松江市八雲町

出雲の国は、天平九年(七三七)の正倉院文書
『写経勘紙解(しゃきょうかんしげ)』にも
出雲の紙の名が見えるように、
歴史は古く、天平の昔にさかのぼります。
近世に入ってからは、 松江藩主 松平直政が
越前より紙漉きの工人を招いて、
松江郊外の野白に御紙屋を設けたのに始まります。
続いて直政の子、近栄が、広瀬町字祖父谷(おじたに)に
松江藩の工人を移住させ、御紙屋としました。

八雲村でつくられる和紙を、
出雲民芸紙と呼ぶようになったのは、昭和六年頃からです。
当時「民芸運動」の創始者であった柳宗悦氏に安部榮四郎が出会い、
指導をうけ、和紙づくりにはげんだことによります。
安部榮四郎は研究を重ね、伝統技術のよいところを残し、
さらに現代感覚を加え、衰退していく「出雲和紙」を
「出雲民芸紙」として、再生させました。

原料の持ち味が生かされた和紙

出雲民芸紙最大の特徴は、
和紙の原料の持ち味を生かすということです。

楮紙は楮紙らしく、
雁皮紙は雁皮紙らしく、
三椏紙は三椏紙らしくという、
植物繊維のそれぞれの特色をうまく生かして
漉くことを心がけているそうです。

出雲民芸紙 名刺

IZUMO × Business card "MEISHI"

紙を知る Vol.20 出雲民芸紙 伝統技術に現代感覚を加え、よみがえった美しい和紙の産地

出雲民芸紙 名刺

BUSINESS CARD

書きやすく、美しい和紙。

柔らかな風合いでありながら、丈夫で長持ちする、書きやすく、美しい和紙「出雲民芸紙」。名刺の山櫻が運営するオンラインプリントサービス「TSUTAFU(ツタウ)」では、出雲民芸紙を使った名刺がつくれます。普通の紙とはひと味違う、優しい風合いの和紙で名刺をつくりませんか。

■ 出雲民芸紙 片面モノクロ印刷 100枚 8,965円(税込)

■ 出雲民芸紙 両面モノクロ印刷 100枚 12,705円(税込)




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