2020.02.21

紙を知る Vol.15 石州和紙 先人たちから引き継がれた伝統技術 世界に誇る石州半紙の産地

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紙を知る Vol.15 石州和紙 先人たちから引き継がれた伝統技術 世界に誇る石州半紙の産地

名刺をつくるときに、どんな紙を選べばよいか迷う方は多いのでは?そんなお悩みに、名刺の老舗メーカーである山櫻のスタッフが、紙の特徴などを詳しく解説。名刺をつくる際の紙選びの参考にしてみては?今回は、和紙の産地から選べる高級和紙「石州和紙」をご紹介します。

石州和紙

SEKISHU

島根県浜田市三隅町

石州和紙は島根県の西郡(石見地方)の地域で漉かれています。
寛政一〇年(一七九八)に発刊された国東治兵衛の著書
『紙漉重宝記(かみすきちょうほうき)』によると
「慶雲・和銅(七〇四〜七一五)の頃、柿本人麻呂が
石見の国の守護で民に紙漉きを教えた」と記されており、
約一三〇〇年もの間、石見地方では手漉き和紙が
漉き続けられ、守られてきました。

紙質は強靱でありながら肌触りは柔らかく、
その紙質から障子紙として多く用いられていました。
近年では文化財修理、書道用紙、賞状用紙をはじめ
様々な用途で使用されています。
石州和紙は、一九六九年に重要無形文化財、
一九八九年に伝統的工芸品の指定を受け、
さらに二〇〇九年にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。

千年持つといわれるほど
強靭な、日本一丈夫な和紙

石州和紙の一番の特徴は、
「日本一丈夫な和紙」といわれるほど
強靭で良質な仕上がりであること。

それは、材料と製法にあります。
和紙の原料である楮を甘皮ごと使用することで
紙の繊維が長くなり、破れにくくなるのです。

甘皮を使うため和紙の色が少し黄味がかるので
他の地域では甘皮を使用しない製法がほとんどですが、
そのぶん丈夫さでは日本一といえる和紙ができたのです。

石州和紙 名刺

SEKISHU × Business card "MEISHI"

紙を知る Vol.15 石州和紙 先人たちから引き継がれた伝統技術 世界に誇る石州半紙の産地

石州和紙 名刺

BUSINESS CARD

先人たちから引き継がれた世界に誇る石州半紙の産地。

重要無形文化財「石州半紙」を含む伝統的工芸品「石州和紙」は、現在も文化財修復用の特殊和紙として用いられ、1300年続く文化として若手職人に受け継がれています。名刺の山櫻が運営するオンラインプリントサービス「TSUTAFU(ツタウ)」では、石州和紙を使った名刺がつくれます。

■ 石州和紙 片面モノクロ印刷 100枚 10,835円(税込)

■ 石州和紙 両面モノクロ印刷 100枚 14,575円(税込)




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